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梶取﨑灯台

白亜の灯台と芝生広場

梶取崎(かんとりざき)という地名は、一般に熊野灘を航行する船舶がこの岬を目標にして進路をたて梶を取ることからついたといわれています。
古式捕鯨では、鯨を発見するための「山見」のひとつで、岬の突端には狼煙場跡があります。
梶取崎の広場は芝生のじゅうたんが敷き詰めらた公園(梶取﨑園地)で、白亜の灯台、夫婦(めおと)いぶき(ビャクシン)とともに美しい風景を造形しています。

海から見た梶取崎

梶取崎は、太地半島の燈明崎の南側に突き出た岬です。岬の突端に狼煙場跡があります。

海側から見た梶取崎

古式捕鯨狼煙場跡

狼煙場跡燈明﨑が見える岬の突端に、古式捕鯨梶取﨑狼煙場跡があります。 燈明﨑とともに、山見の要所となっていました。
灯台のある梶取﨑園地から遊歩道があり、断崖絶壁と岩礁の美しい眺望が楽しめます。

梶取崎園地と灯台

芝生広場と灯台梶取崎の岬の広場は芝生のじゅうたんが敷き詰められた「梶取崎園地」となっており、白亜の灯台、夫婦(めおと)いぶき(ビャクシン)とともに美しい風景を造形しています。

梶取埼灯台

風見くじら梶取埼灯台(かんとりさきとうだい)は明治32年に設置され、現在はコンクリート造りの白亜の灯台で、岩礁の照射灯も併設されています。
灯台頂部には、風見鶏ならぬ「風見くじら」がありますのでよく見てみましょう。

夫婦いぶき

夫婦イブキ夫婦いぶきは、2本の木が絶えず吹き付けるきびしい潮風に耐え腕を組み合うようにしてたくましく成長していく姿が人生を力強く生き抜く夫婦に例えられ、そう呼ばれるようになったといわれています。
高さは10m、幹周りは250cmを共に越え、樹齢は350年余りと推定され、江戸時代初期のころ遠見番士によって植えられたものと思われます。
梢を渡る風の音が、この木の下にたたずむ人々の心に安らぎを与え続けていくことでしょう。

くじら供養碑

くじら供養碑梶取崎園地の一角には我が国の捕鯨発祥の地として「鯨魂の永く鎮まりますよう」という願いを込めたくじら供養碑が建立されていて、毎年4月29日にはここで捕鯨OBが主催する「くじら供養祭」が行われます。
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鳴子岩

鳴子岩石でたたくと独特な音がするので、昔から「鳴子岩」と呼ばれています。
昔はその音色の違いによって天気を占ったものと思われます。

マップ

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