太地とくじらくじらの歴史を訪ねる
鯨の生態や捕鯨に関する資料などを展示した「くじらの博物館」をはじめ、わが国捕鯨発祥の地としての歴史を物語る史蹟が、太地町内に残されています。
また熊野灘に面し黒潮が打ち寄せる豪壮優美なリアス式海岸は、昭和11年2月1日、吉野熊野国立公園として指定されています。
鯨が多く回遊していた海を臨む海岸線も巡ってみましょう。
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くじらの博物館
鯨の生態や捕鯨の歴史を知る博物館。
イルカ・クジラとのふれあい体験や水族館も。 -
くじら浜公園
くじらの博物館に続く、しっぽのモニュメントや捕鯨船などがある公園。勝浦からの定期遊覧船も。
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燈明崎
鯨を見張った「山見台」や狼煙場跡などの史跡があり眺望も美しい岬。
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梶取崎
風見鶏ならぬ風見「鯨」の灯台がある岬。眺望もよく狼煙場跡などの史跡もある公園。
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古式捕鯨高塚連絡所跡
燈明﨑・梶取﨑からの狼煙を港に中継した史跡。
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和田の岩門
風化作用でできた洞窟で、古式捕鯨法を始めた和田家がこの内側にありました。
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恵比寿神社
かつて大きな鯨骨の鳥居があったと伝わる神社。鯨とも恵比寿様ともとれる石がご神体。
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くじら供養碑
梶取﨑園地の一角にある供養碑。鯨に感謝し供養する「くじら供養祭」が毎年行われる。
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くじらのモニュメント
ほぼ実物大のザトウクジラ親子のモニュメント。国道42号線から太地町への入り口にあります。
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鯨の海を臨む
燈明﨑から梶取﨑への遊歩道沿いや平見台園地からは、勇壮な熊野灘の海岸線が一望できます。